誠と救世主

 今週頭の中日戦は三本柱が投入されて、週末は安藤、杉山だろうと思っていたわけです。しかし
8/30、8/31の中日戦で二日連続リリーフとして安藤さまが登場した時、私の週末観戦予想図が一瞬
にして消え、日曜日の先発、まさかヤス?などと一人混乱。いや、落ち着け自分。
 しかし昨日の観戦中からずっと抜けなくなった右耳は治らないし、喉まで痛くなってくるし、挙
げ句家族に止められるほど顔色が悪かったので、朝7時くらいまで悩んだ末、今季最後の横浜スタ
ジアム観戦を回避しました。そして先発は安藤優也。あぁ、やはり行きたかったな。
 横浜スタジアムでの安藤さまはあまり、いや、かなり印象が良くないのです。5/6のデーゲーム
では高く跳ねた投ゴロに手を出して、腰から落下(しかも一回転)した日は5回3失点で負けが付
き、8/10は誤審抗議でおかん退場、勝ち負けつかず(チームは逆転負け)と、おぉ、もう。気が付
けば自分、安藤さまの勝ち試合を生で見たのは4/16の甲子園だけなのかも!
 昼間でもJスポーツ2で放送していたけど、すっかり死人と化していた自分は昼放送を録画する
事も失念しておりました。息を吹き返した夕方に携帯の阪神公式でスコアを確認した時はすでに7
回の無死一・二塁のピンチ。後で試合を見れば、これが最初の安藤さまピンチだったようですが、
安藤さま7回無失点と云うよりも、すでに5点取っていた事に驚き。しかもその後濱ちゃんの3ラ
ンまで飛び出して、8−0の快勝。安藤さま完投・完封・お立ち台!と一番悔やまれる試合となり
ました。しかし帰ってこれる自信も、横浜までたどり着く自信も無かったわ。
 コントロールはまだまだ本当の安藤さまには届いてないけれど、春先の病的な線の細い背中では
無くなって、キレのあるストレートをバンバン放る安藤さまにうっとり。そして中2日で134球無
失点と云う素晴らしい内容にホレボレなのであります。お立ち台で「全部勝つ」と格闘家のように
歯切れ良く言い放つ姿、マジしびれました。前日の吉野発セーブに来るものがあった、と言うコメ
ント読んで、ちょっと嬉しかったよ、安藤さま!でもこんなこき使われ方は二度とされないでね。